2012年05月31日

旅する道化師 帰京公演

旅する道化師.jpg国際サーカス村サーカス学校が原発事故の影響で休校せざるを得なくなり、その間、「原発はいらない」とステッカーを貼ったワゴン車で西日本を巡演してきた。そのメンバー4人が、ようやく東京にもどり、凱旋(?)公演を行なった。両国・シアターX。3月26日から今日までの間に、大道芸は50回以上、劇場公演(ふくろこうじ「出口あり」)12回実演してきたとのこと。客席は満員の盛況。演目は、ジャグリング(ボール、クラブ、デビルスティック、それにおでこに竿を立てて、竿の最上部につけたボール受けにボールを投げ入れる)の高村篤さん、十数個の箱を使用したバランス芸とアクロバットの田中健太さん、前記のパントマイム作品のふくろこうじさん、そして団長のサーカス学校校長・西田敬一さん。反原発というメッセージでの旅ではあるけれど、演目自体にはそういうメッセージ性はない。ただし「出口あり」は何度か見ているが、ずいぶんと楽に演じているように感じた。終演後、出演者とお客さんの合評会(というか気楽に話をする会)があったが、パフォーマーが三人とも「とても楽しい旅だった」と話していたのが印象的で、その雰囲気は今日のステージからも感じられた。西田さんは、芸能をやりはじめた原点をみつめるという意味でとても有意義だったというようなことを仰っていた。また、サーカス学校は原発のないところでなければできない、とも。具体的にはどういう意味かは、改めて聞くしかないが、私流に解釈すれば、そもそも大道芸(サーカス芸)とは何もないところで、体ひとつでやりはじめるべきものなのに、いつのまにか道具も音響も照明も・・と、どんどん増えている。それは原発をどんどん作ってエネルギーをじゃんじゃん使って生活することと同質ではないか。そうしたものを、芸能する我々も、社会も、削ぎ落とすべきではないのかということのように思う。ところで、舞台を見終わって家に帰ってラジオをつけると、ニュースで橋下大阪市長が、「大飯原発再稼働させろ」と、一、二週間前とは正反対の表明をしていた。裏でどんな人間とどんな取り引きしたのか知らないが、やだなあ。

posted by zatugei at 23:53| Comment(1) | TrackBack(0) | カテゴリ無し | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年05月29日

豪華・歌う大道芸大会のチラシ

豪華歌う大道芸大会.jpg7月8日に浅草木馬亭で開催する「豪華・歌う大道芸大会」のチラシが出来上がりました。今年は日曜日の昼間に行うことにしました。浅草の飲食店は営業時間が短いため、私たちの公演後では、飲食に行く店は少なかった。そこで今年は昼間に公演して夜、飲食にいってほしいと15時開演としました。ゲストは、ご存知金子ざん君と「鯖さび」。「鯖さび」といってもわからないかもしれませんが、ここ何年か、木馬亭公演には、音楽のサポートをずっとやってもらっていた三味線(三線)の黒澤真さん率いるチンドンバンド。黒澤君は、知る人ぞ知る、早稲田大チンドン研究会の創設メンバーで、奄美島に何年も生活して島唄を体のなかにすり込んで、戻ってきた、日本の土着音楽のエキスパート。そのバンドには今回も、神楽音楽の研究兼実演家・三上敏視さんが助っ人として加わってくれることになっています。さて、問題は、私たち浅草雑芸団です。実は、まだ演目があまり決まっていません。漠然とこんなことをやりたいという状態で、これから絞り込むことになります。あとひと月、楽しみ半分、不安半分です。

posted by zatugei at 23:03| Comment(0) | TrackBack(0) | カテゴリ無し | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年05月27日

入間の骨董市

SN3J0972.jpg今日は入間市の愛宕神社にて骨董市が開催されております。
初めておじゃまして大道芸です!西武池袋線入間市駅から徒歩8分 お近くのかたはぜひお散歩に来てください!美味しい珈琲やさんや働き者の子どものいるあげパン屋さんもあります。

posted by zatugei at 10:13| Comment(0) | TrackBack(0) | カテゴリ無し | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年05月26日

とうがらし植え付け

SN3R0118.jpg内藤新宿名物・八房唐辛子を復活させようという、「内藤唐辛子プロジェクト」が今年も始動しました。四ツ谷の中学校を会場に、唐辛子のおいしい料理を作ったり、最終的には七色唐辛子を作るという活動です。とくにお願いして、今年も株を分けていただくことができたので、家でも栽培できるようになりました。唐辛子などのナス科の植物は連作障害が出るので、今年も培養土を購入して、プランターに植え付けました。アブラムシ対策、灼熱の真夏の水やりなど、いくつかのポイントがありますが、7月末には赤い実をつけることと思います。このプロジェクトとは別ですが、10月の二週目には名古屋・大須の大道芸大会で七色唐辛子の口上付き実演販売を行うことになっています。今年は料理のレシピなども用意して販売にのぞもうと思います。

posted by zatugei at 22:23| Comment(0) | TrackBack(0) | カテゴリ無し | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年05月25日

ダメじゃん少年

SN3R0117.jpg横浜にぎわい座での「ダメじゃん小出・黒く塗れ」シリーズの17回。演目は、HONDAのロボット、アシモが原発での作業に使用されることを題材にした、アトムとアシモ、横浜市が特別市となって神奈川県から独立したいと述べたというニュースをもとにした、近未来の歴史「横浜市・神奈川県戦争」、紙芝居「野田パンマン&石原犬と尖閣諸島」。それに天文が好きだった少年時代の話。写真は、小学校の卒業写真集に載っている「自然観察部」時代のダメじゃんの写真。天文が好きだったという意外な一面を告白したが、担任で自然観察部の先生がとても魅力的に語られていた印象に残った。

posted by zatugei at 20:57| Comment(0) | TrackBack(0) | カテゴリ無し | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年05月24日

渥美清さんのお墓にお参り

SN3R0116.jpg新宿区内の二箇所に用事があって出かけたが、間に時間があいてしまったので、思い立って、渥美清さんのお墓にお参りした。けして大きくなく、芸名が書いてあるわけでもない、ごく普通のお墓なので知っている人しか訪れないのだろう。墓石の横面には父母とおそらくお兄さんと思われる男性と幼女の名前が刻まれていた。男性のものは昭和22年没、25歳とある。戦争を生き延びながらおそらく病気でなくなったのだろう。渥美さん自身も若いときに大病を患い、そのためにかなり屈託のある人生を歩んだと聞いているが、この男性の死も渥美さんの芸能人生になんらかの影響を与えたのかもしれない。

posted by zatugei at 18:37| Comment(0) | TrackBack(0) | カテゴリ無し | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年05月23日

花ノ本舞踊の会

SN3R0114.jpg日頃からお世話になっている蕨市の児玉信先生と奥様の花ノ本寿稀様の所属する花ノ本会の舞踊公演を見に、国立大劇場へ。久しぶりの大劇場。しかも1階で見せてもらいました。1時から8時まで、お客さんは出たり入ったりしていましたが、私は最初から最後まで、じっくり見させてもらいました。こんなに舞踊を見たのは初めてです。ちなみにこれでも、国立小劇場で某舞踊会の舞台を手伝ったこともありますが、そのときはなにかいい加減に見ていたのでしょう。今日は語り(あるいは歌)と鳴り物、それに衣装、舞台装置、それぞれがなんと贅沢で、なんと良く出来ているものだと再認識しました。「蝶の道行」という舞踊では、人目を忍ぶ相愛の二人が、主家の身代わりで共に死んで蝶となっての道行なのですが、萬歳や春駒の文句も入って「めでたく」極楽に行くのと思いのほか、知らぬうちに地獄に落ちてしまい、獄卒の責め苦に合うという奇抜なストーリー。人の魂が蝶になる話はいくつかあり、芸能にも蝶は出てくるけれど、それが天国(極楽)に向かうのか地獄に向かうのかなどとは考えたこともありませんでした。いろいろな芸能で蝶はどのように取り上げられているのか。ちょっと興味のあるところです。また、坪内逍遥の「お夏狂乱」も初めて見ました。子供たちにお夏がいたぶられる話だったのか。のぞきからくりの製作者だった宮澤さんの御宅は、お夏のお墓のあるお寺のすぐ近くだったことを思い出しました。荻江節というのもじっくり聞いたのは初めてです。清元、常磐津は音だけでは聞き分けることはできません。こういう人たちの生演奏で踊るというのは、踊り手にとってはさぞ快感なのだろうと想像しました。

posted by zatugei at 23:18| Comment(0) | TrackBack(0) | カテゴリ無し | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年05月22日

桟敷童子

SN3R0112.jpg劇団桟敷童子公演「軍鶏307」という芝居を見に行く。すみだパークスタジオにて。若林君やざん君などがよく見に行く劇団だという。予定していた人がいけなくなったとかで、チケットが手に入った。私は知らなかったがもう40回も公演を重ねている人気劇団とのこと。終戦直後、九州の港町にある病院を舞台にした芝居で、舞台装置はしっかり作り込んであり、戯曲も演技もきわめて正当的。それでいてどことなくアングラ風なテイストもあるちょっと不思議な芝居。2時間20分、十数人の役者たちが、ひたすら舞台いっぱいに動き回り、しゃべりまくる熱の入った芝居で、面白かった。ちなみに会場のすみだパークスタジオは、明日オープンするスカイツリーのすぐ近く。いまはまだマイナーな劇場だが、これから便利な場所になるのかもしれない。

posted by zatugei at 00:22| Comment(0) | TrackBack(0) | カテゴリ無し | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年05月20日

西向天神社祭礼

DSC_0068、assyuku.jpg昨日にひきつづき、西向天神社のお祭りです。昨日の写真をKさんが送ってくれたのでアップします。大黒舞の途中です。薄闇のなか、なかなか風情があるように感じるのは私だけでしょうか。さて、本日は、ちんどんサーカスという演目とモデリングバルーンのプレゼント。ちんどんサーカスはもともと舞台用に作ったので、かなりお客さんには違和感があったようだ。ちょっと反省。

posted by zatugei at 23:07| Comment(0) | TrackBack(0) | カテゴリ無し | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

西向天神 お祭り

SN3J0969.jpg西向天神のお祭り 2日目
里神楽の笛や太鼓が聞こえる控室。
本日の演目 珍芸「ちんどんサーカス」の準備中です。
18時からです。
みなさん遊びに来てください!

posted by zatugei at 16:26| Comment(0) | TrackBack(0) | カテゴリ無し | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年05月19日

西向天神 カジャさん

SN3J0967.jpg1新宿の西向天神のお祭り。我々浅草雑芸団だけでは心元ないので、カジャさんをお願いしました。写真は最後に見せる綱渡りをしながら剣、3本を投げ分ける業。綱をお客さんに持ってもらってやる芸なので、とても危険。それまでちょろちょろしていた子供たちも、さすがにこのときばかりは動くのをやめて見つめていました。明日は、18時からひさしぶりに「チンドンサーカス」という演目をやります。子供たちには、モデリングバルーンのプレゼントも用意しています。おいでください。

posted by zatugei at 21:19| Comment(0) | TrackBack(0) | カテゴリ無し | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

今日はお祭り

SN3J2322.jpg本日のお祭りは新宿区の西向天神であります。18時30分〜、カジャさんの大道芸もあるので、ぜひともご覧ください!
今からお出かけすれば間に合いますよ!

posted by zatugei at 16:38| Comment(0) | TrackBack(0) | カテゴリ無し | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年05月17日

吉原弁天池跡

SN3R0106.jpg久しぶりに吉原に行ってきました。弁天池跡の弁天堂が新しくなってました。先日読んだ、吉村昭の「関東大震災」に吉原の遊女たちが多数焼け死んだ記述があるが、彼女たちを供養する弁天様も建立されていました。以前何度も来ているのだが、じっくり見たのは初めてです。

posted by zatugei at 22:28| Comment(0) | TrackBack(0) | カテゴリ無し | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年05月16日

西向天神社稽古

SN3J0957.jpg西向天神社のお祭り(今週末)での演芸の稽古をしました。一昨年に作った演目なので、ほとんど忘れています。それと、7月8日の木馬亭公演で使う衣装を合わせて見ました。まだ制作途中ですが、若林君の体がものすごくでかいので、古着屋さんで、たぶん外国人かお相撲さん用の浴衣を購入して、それを土台にして作っております。カツラも作る予定。これもでかいんだろうなあ。

posted by zatugei at 22:31| Comment(0) | TrackBack(0) | カテゴリ無し | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年05月14日

サーカス堂ふなんびゅる千と一夜 in 東京

SN3J0956.jpg高松市のサーカス堂ふんなんびゅるの田中未知子さんのトークイベント。王子の古書カフェくしゃまんべにて。4月にフランスでおこなわれた現代サーカスシンポジウムの報告会。前回は3月に「現代サーカスは日本で実現できるのか」というテーマで行なったが、そのときに約束していた催し。かなり詳細な発表でここでは簡単にしか触れられないので、気になったことだけ、メモしておきます。参加者は、地元フランスはもちろん、全世界90カ国から500人が集まったとのこと。日本ではサーカス会議なるものがそもそも難しいばかりか、500人という規模にも驚いた。前回も聞いたことだが、フランス政府の補助金で作品を作っていて、いままでは入場料収入をあてにしていなかったということ。最近は補助金がどんどん削られているので、入場料や企業との連携を考えているとのこと。フランスの文化政策として南米(ブラジルやコロンビアなど)に現代サーカスを輸出しているということ。日本では工業製品や鉄道システムなどを輸出しようとはしても、文化を輸出という発想はなかった。最近、遅ればせながらアニメーションを発信しようとしているが、とってつけたような感じだ。田中さんは今年の秋に地元の鉄道会社の協力で、現代サーカスを制作するのを皮切りに、活動を展開していく予定とのこと。この日のお客さんは20代のパフォーマーがほとんどで、活気に満ちた集まりだった。

posted by zatugei at 22:50| Comment(0) | TrackBack(0) | カテゴリ無し | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年05月13日

手直し

SN3J0955.jpg5月19、20日の西向天神社でのお祭りにだす演目のうち、20日のちんどんサーカスに使う道具の手直しです。
チクチク手縫いです!!

posted by zatugei at 21:14| Comment(0) | TrackBack(0) | カテゴリ無し | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年05月12日

西向天神 準備開始

SN3J09540003.jpg今日は 19、20日にある西向天神社のお祭りに奉納する演目のおさらい。昔作ったネタなのですっかり忘れています。

posted by zatugei at 22:16| Comment(0) | TrackBack(0) | カテゴリ無し | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年05月11日

原宿

SN3R00970001.jpg久しぶりに原宿に行ったら、街が全く変わっていた。東急プラザがラフォーレの前にできて、これがものすごくオシャレ。屋上がカフェで、今日はいい天気だったから、カップルや若い女の人たちが気持ちよさそうにお茶を飲んでいた。外国のブランド店がいっぱい進出してきていて、カワイ楽器などもはなくなっていたし、キディランドも工事中。表参道ヒルズができたのがきっかけとなったのか、10年前の風情はほとんどなくなっていた。ヒカリエがオープンした渋谷やこの街を見る限り、日本が不景気だということは、とても信じられない。

posted by zatugei at 21:52| Comment(0) | TrackBack(0) | カテゴリ無し | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年05月10日

5月例会

SN3J0949.jpg7月8日の木馬亭公演にむけての稽古。新作演芸のために着物を作成中。若林君の体に合わせてみると、まったく合わない。若林君の体は馬鹿でかい。ちょっとこのままでは着せることはできません。もう一回り大きいサイズに作り直しです。ほかにウクレレ伴奏でうたう歌の選定。何曲かはリストアップしました。また今週末に集まって、今度は通常の練習をやります。いよいよ忙しくなってきました。

posted by zatugei at 22:51| Comment(0) | TrackBack(0) | カテゴリ無し | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年05月09日

民俗芸能ストリームライブ

SN3R0096.jpg前々から参加したいと思っていた催し。全日本郷土芸能協会の肝いりで行われる映像を交えたトークショー。今回は東京芸術大学の日印舞台芸術交流プロジェクトによる南インド・ケーララ州のクーリヤッタム調査報告。報告者は同プロジェクトの神野知恵さん(同大学大学院博士過程)。ケーララ州は芸能の宝庫といわれているとのことで、クーリヤッタム以外の芸能についても説明してくれて、私のような部外者にも楽しい催しだった。なかでもカタカリとの比較は興味深かった。芸能とはいっても寺院の神事の側面も強いので、太鼓を叩く前や化粧をする前などには、祈りを献げるというところも、いかにもアジア的で日本の芸能の古い姿を見るような気がした。本来は特定のカーストのための特定のカーストの演じる芸能だったようだが、数年前に世界遺産に認定された。そんなこともあるのだろう、現在は誰でも―というわけでもないのだろうが、子供たちに教えているといい、伝統の継承という点でも考えさせられた。芸大のプロジェクトでは日本の能とコラボのようなことを考えているらしい。来年か再来年あたりには、そんな公演が日本でおこなわれるのかもしれない。密度の濃い二時間でした。

posted by zatugei at 23:14| Comment(0) | TrackBack(0) | カテゴリ無し | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする